伸ばすと儲かる脱毛間隔
コース料金もらっちゃえば
伸びてもOK？

毛周期というのがあり、毛の生え代わりの間の休止期の毛根にはレーザーを当てても効果はありません。そのため、５～７回くらいの施術が必要だと言われています（個人差があります）。

詳しくは以下のリンクへ
医師が解説 医療脱毛の効果 予約間隔 ＞

施術間隔をあけすぎると「休止期の毛根」が残ってしまう可能性があります。（そこまで確率は高くないですが）
間隔をある程度１ヶ月半から２ヶ月にすることで、毛根組織を徹底的に破壊していくというのが、レーザー脱毛の基本でした。

全身脱毛の間隔１ヶ月半～２ヶ月が基本ルールですから、何年か前まではどのクリニックのホームページにも、「１ヶ月半～２ヶ月」と書いていました。

ところが、最近、どのクリニックも脱毛の推奨間隔がどんどん伸びています。
・脱毛専門クリニックA「２～３ヶ月」
・脱毛専門クリニックB「最初の1～２回は２～３ヶ月。３回目以降は３～４ヶ月」
・美容クリニックC「最初の1～３回は２ヶ月。３回目以降は４ヶ月」

他にも調べましたが、どこもかしこも間隔が２倍くらいに伸びています。
（一つだけ１ヶ月間隔で良いというチェーンがありましたが、５回コースだと毛周期一周をカバーできないかもしれませんので、やはり昔から言われている１ヶ月半～２ヶ月が基本です）

医療脱毛はどこも最近混んできていて、予約が取りにくくなってきています。予約が取れなくなってくると、新患の方にお電話いただいても予約を受けることができなくなります。

予約を取りやすくするには予約を減らせばいいわけですが、予約を減らすのは意外と簡単です。予約間隔を２倍に増やせば、予約は半分に減ります。そうすれば、新規予約も簡単に取れます。さらに売上が上がって儲かります。

５回コース２０万円などは割高な気がしますが、高いお金を支払われるなら早く施術してもらって早くきれいになったほうが良いと思います。

脱毛間隔が不当に伸びるのは、皆さんにとってはデメリットしかありません。
しかし、医院にしてみるとデメリットはありません。コース料金をすでに徴収済みなので売上が減ることはないからです。むしろメリットが大きいです。
既存の患者さんの予約を制限することで新規の患者さんを受け入れられるので売上が増えます。新規の患者さんの脱毛間隔も３～４ヶ月以上ですので医院にしてみると儲かるので安心です。

２～３ヶ月を推奨しているクリニックでも「４ヶ月先までしか空いていません」という場合もあります。
そのクリニックの新規予約受付のフォームを確認してみてください。おそらく、４ヶ月先まで埋まっているということは無いでしょう。かなり空いていると思います。
新規の患者さんを捕まえるために、予約枠を確保しているからです。「予約枠が空いてない」というのは「既存の患者さんのためには予約枠を空けてない」という意味です。

全身脱毛の脱毛間隔は１ヶ月半から２ヶ月です。コース契約する前にその脱毛間隔でやってもらえるかどうかを確認すべきです。一度お金を支払ってしまうと、なかなか意見が通らなくなります。「予約枠が空いてない」と言われてしまえばお終いです。

本来、既存の患者さんには誠実に接するべきだと思いますが、「お金を支払うと立場が弱くなる」というのが美容クリニックの不思議なところです。契約をする前に、「メリットのある施術を受けられる」ようにちゃんと確認をするべきです。

ヒゲ脱毛の間隔ですが、１ヶ月間隔が基本です。あおばクリニックでは最初の４～５回は２週間おきをおすすめしますが、以降、１ヶ月間隔をおすすめしています。

ところが、他の医院を調べると
男性専用脱毛クリニックA　９～１２週間（２～３ヶ月）
男性専用脱毛クリニックB　６～８週間（１ヶ月半～２ヶ月）
と２倍～３倍の間隔です。
やはりヒゲ脱毛でも間隔は伸びています。

本来、全身脱毛の脱毛間隔は１ヶ月半～２ヶ月です。
ところが、美容クリニックの「経営上の都合」で伸びる傾向があります。間隔を伸ばしても効果がそこまで落ちるわけではないですが、早くキレイになるには適正な間隔にすべきです。
コース契約をしてしまうともう手遅れですので、コース契約をする前にちゃんと確認する必要があります。